2012年5月11日金曜日

福島県からのお客さま

平成24年5月10日、徳島大学と福島県白河市は「震災復興に向けた連携・協力に関する協定」を締結しました。これまでも徳島大学では、福島県内の土壌汚染調査や住民への除染指導等に取組んで参りましたが、今後、放射能の正しい知識や除染についての中学生向け等の教育や、市民への講習会・懇談会を行うことで、放射能に対する市民の不安の軽減に関する支援活動も進めます。

さて、この協定のために来徳された白河市長 鈴木氏が、持続可能なまちづくりの参考として視察を熱望したのがなにを隠そう上勝町です。特に"いろどり"への感心が高く、滞在時間の半分以上は株式会社いろどりの視察でした。

いろどりの受注システムについて、いろどり横石社長から説明をうける白河市長

「自分の仕事、まちに自信、ほこりを持たなければいけない。はっぱを売るという仕事は、それまでの農家の常識とは正反対のことだったので、その常識を覆して自信やほこりを持ってもらうのに大変苦労した」という横石社長の話を受けた、白河市長の「これからは故郷に錦を飾るのではなく、故郷"で"錦を飾る時代、まさに今、上勝はそうですね」という言葉はまさしくその通り!と思いました。

また、同行された白河市保健福祉部健康増進課の岡崎さんの「横石社長の、いろどり農家さん一人一人へ感心を寄せ、配慮する姿勢は保育士の基本と同じ。この姿勢が信頼関係を生んでいるんですね」という言葉が印象的でした。
(たま)

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