2012年8月8日水曜日

平成24年7月以降の更新について

平成24年7月以降のブログ更新について、諸事情によりブログを以降しました。
ご迷惑をおかけしますがリンクの変更など、よろしくお願い致します。

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2012年5月11日金曜日

福島県からのお客さま

平成24年5月10日、徳島大学と福島県白河市は「震災復興に向けた連携・協力に関する協定」を締結しました。これまでも徳島大学では、福島県内の土壌汚染調査や住民への除染指導等に取組んで参りましたが、今後、放射能の正しい知識や除染についての中学生向け等の教育や、市民への講習会・懇談会を行うことで、放射能に対する市民の不安の軽減に関する支援活動も進めます。

さて、この協定のために来徳された白河市長 鈴木氏が、持続可能なまちづくりの参考として視察を熱望したのがなにを隠そう上勝町です。特に"いろどり"への感心が高く、滞在時間の半分以上は株式会社いろどりの視察でした。

いろどりの受注システムについて、いろどり横石社長から説明をうける白河市長

「自分の仕事、まちに自信、ほこりを持たなければいけない。はっぱを売るという仕事は、それまでの農家の常識とは正反対のことだったので、その常識を覆して自信やほこりを持ってもらうのに大変苦労した」という横石社長の話を受けた、白河市長の「これからは故郷に錦を飾るのではなく、故郷"で"錦を飾る時代、まさに今、上勝はそうですね」という言葉はまさしくその通り!と思いました。

また、同行された白河市保健福祉部健康増進課の岡崎さんの「横石社長の、いろどり農家さん一人一人へ感心を寄せ、配慮する姿勢は保育士の基本と同じ。この姿勢が信頼関係を生んでいるんですね」という言葉が印象的でした。
(たま)

2012年4月18日水曜日

上勝学舎、徳島市内から片道一時間

こんにちは、徳島大学地域創生センター 上勝学舎の玉有です。森先生と宮井先生からバトンタッチして、平成24年度の上勝学舎日記を担当することになりました。お二人のように、上勝に常駐ではありませんが、まちの方々と交流しながらゆるやかに発信して行きたいと思います。よろしくお願いします^^

 今年度の上勝は、4月1日(日)に野尻地区の公民館「ふれあい荘」落成式からはじまって、かみかつ里山倶楽部さんの上勝町旭の八重地集落での古民家を農家レストランに改装するプロジェクトや、旭の神田(じでん)地区の「滝が見える足湯」づくりなどがちゃくちゃくと進行中とのことです。他にも第27回国民文化祭・とくしま2012開催や、上勝のいろどりの映画「人生、いろどり」公開など、昨年度の棚田サミットや映画撮影に引き続き話題もりだくさん。上勝学舎もがんばらなくては。

上勝学舎内部です。今年はここからどんなプロジェクトが生まれるのかな?
 本日、上勝学舎に学内関係者をご案内したついでに、皆さんに上勝の良さを身をもって知っていただく為に、少し足を伸ばして旭の方から樫原の棚田へ行ってみました。


樫原の棚田も桜で彩られています

ソメイヨシノはほぼ散っていましたが、八重桜と棚田、そして空の青がとても美しい春らしい景色でした。観光客もちらほら。お連れした皆さんも「この景色は一見の価値あり!」と感動していました。嗚呼、お連れして本当に良かった!やはり写真では伝わらないものがあるのです。

棚田の道中、竹中ファームさんの桜が満開です
この竹中ファームさんは、映画「人生、いろどり」でクライマックスの桜100本用意された桜のプロ!八重桜に色の種類があんなにあるとは…

コットン水車のしだれ桜も見頃
トポス彩(いろどり)今年も地元の人の手によって、綺麗な花が咲いています
棚田の帰りは、野尻をまわってトポス彩やふれあい荘をみて帰りました。地元の方とすれ違いざまに挨拶、「よく見てってね」と声をかけていただきました。みなさんフレンドリーです。

下のふれあい荘の写真、桜の両脇の赤い葉は紅葉です。この季節に紅葉、いろどりの上勝ならでは!この美しい木々も地元の方が植えて、今後も手入れされるそうです。公共の施設の植物を地元の方々があたりまえのように管理するって、すごいことですよね。
4月1日に落成した野尻集会所「ふれあい荘」手前はレンゲの草原!
一回りして帰る頃にはちょうどお昼過ぎ、ご飯の美味しいことでおなじみのいっきゅう茶屋でお昼をいただきました。やさしい味で煮付けた季節のたけのこ、柑橘系の酢が効いたキャベツ、お漬け物を千切りにした繊細さ…全部、全部美味しくいただきました!
いっきゅう茶屋のいっきゅう定食400円なり。下の階は新鮮野菜の産直市!
2年間上勝に通っていますが、本当に書ききれないくらい魅力に溢れたところです。
これからも四季折々の上勝なぅを片道一時間、往復二時間かけてお届けしますので、今後ともよろしくお願いします^^

それではまた!
(たま)

2012年3月30日金曜日

1年間お世話になりました!!

3月いっぱいをもって私たちは上勝学舎を離れることになりました。
上勝町の皆様をはじめ、視察に伺わせていただいた地域の皆様、
上勝学講座や地域人材育成講座開催に、ご協力、ご指導いただいた皆様には、
大変お世話になりました。
ありがとうございました。

皆様のご協力なくしては、私たちの上勝学舎での活動はできませんでした。
1年はほんとうに短く、あっという間でした。
まだ恩返しもできないまま上勝学舎を離れることになり、とても残念ですが、
これからも何かのお役に立てればと思います。

1年間、本当にありがとうございました!!

(もり、宮井)

2012年2月1日水曜日

上勝学講座「伝えるチカラ」を開催しました!!

第13回上勝学講座「遠藤さんと考えよう!人に伝えるチカラ」を1月27日に開催しました!
今回はその時の様子をお伝えします。

今回の講座は人に伝わりやすく、興味を持ってもらうにはどんな話し方がいいかをテーマに、
参加者の質問に遠藤さんが答えるというスタイルで進めました。
そこで参加者の方が遠藤さんに質問しやすいように、イスをま~るく並べました。



話し方から放送業界のことまでなんでも聞いてくださ~いという遠藤さんへ、
参加者の方からどんどん質問をぶつけていきます。

まずは、どうすれば緊張せずに話せるのかについて。
「緊張せん方法やないです!」という答えに、全員がえ?そうなん??という表情です。
遠藤さんはアナウンサーを始めて30年ほど経つようですが、意外にも今でも緊張するそうです。緊張を和らげるには、数をこなすこととアドバイスをいただきました。
やっぱり慣れは大事ですね。

次は、聞きやすい話し方について。
「好きな人に話しかけるときと同じように話す」というアドバイスには、
なるほど~と納得しました。
もちろん、基本は大きな声でゆっくり、ハキハキと話すことが大切です。
そして目線を合わせて、もし手を組むなら前で。
聞く側の人に、えらそうだな、怖いなと思われてしまわないためのポイントです。
これも納得。

そして、時間内にまとめるコツについて。
「みなさん、あれもこれも話そうと欲張りすぎてしまってるんです」
やっぱり色々伝えたいと思いますよね。
でも!伝えたいことを7割くらいに減らして、一番伝えたいことを始めに言うことがコツと
アドバイスがありました
一番伝えたいことを最後まで大事に置いておくと、時間切れで言えなかったり、
焦って早口になってしまうことはついついやってしまいますね。
これでは元も子もなくなってしまいます。

言われてみるとそうだな~と思うのですが、ほんのちょっとの気づかいや小さなポイントを押さえるだけで、人に伝わる話し方ができるようですね。
ここではすべてを紹介できないくらい、まだまだたくさんのアドバイスをいただきました!



そして最後に参加者とスタッフ全員で記念写真をパチリ。
参加してくださった方々に、「ええ講座やったわ~」「参考になったわ~」とおっしゃっていただき、
準備した私たちもとってもうれしくなりました。
遠藤さん、そして参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!!




7月から13回に渡って開催してきた上勝学講座もいよいよ次回が最終回です。
次回は、「人口減少地における6次産業化と協働形成」をテーマに、
農林漁業の地域資源を活用する6次産業化の展開において、地域地源の活かし方、人や組織の関わり方・つながり方、そして、地域のあり方などに焦点を当てて開催します。
いよいよ最終回、みなさんぜひお越しください!!

(もり)

2012年1月14日土曜日

冬の学び舎を灯す。

上勝町では個人や地域でイルミネーションを設置しているところがたくさん

あります。今日は上勝在住スタッフの宮井が二ヶ所のイルミをご紹介!


まずは今日14日土曜日が最終点灯となる上勝小学校。(地図はこちら

校舎を大胆に使った壮大なイルミネーションですね。年末のクリスマス仕様

から、昨日見に行くと新年仕様にリニューアルされていました。


もう一件は月の宿温泉近く、福原いっきゅう運動会のイルミです。(地図

イルミを見て凍えた体には、温泉のたっぷりのお湯が何とも有り難い。

こちらのイルミは来週末までの点灯だそうです。


撮影協力:上勝小学校、福原1Q運動会

(宮井)

2012年1月13日金曜日

よ~く洗うことが重要です。

ブログをご覧の皆様、あけましておめでとうございます。

本年も徳島大学上勝学舎をよろしくお願い申し上げます。



さてさて、新年一発目のブログは冬の味覚の話題から。

今日ご紹介いたします商品はこちら、美味しそうな上勝町産のキクイモ

でございます。


要注意外来生物に指定されているという一面もさることながら、芋に見えて

デンプン質をほとんど含まず、難消化性の繊維が豊富なのが特徴です。


(カロリー的に)軽やかなキクイモですが、その出荷は実にハード。

10月頃に収穫されて土中で保存されたものを、一つ一つ手洗いして

食卓にお届けしています。出荷期間は今年度いっぱいとのことです。

上勝の冬の味、ぜひご賞味を!


撮影協力:上勝町有機農業研究会

(宮井)