2011年7月19日火曜日

里の祠を歩く。

去る16日(土)、徳島大学総合科学部で民俗学を教えておられる高橋教授

と上勝町八重地地区の祠調査をしてきました。


昔から身近な場所にあった信仰の対象、「おふなた(船戸)さん」


ご覧の通り、里の坂にあって足腰の病にご利益があるそうです。


かつて50戸以上あった八重地地区も今は30戸余り。集団移転した消滅

集落があったり、高齢化が進んで祀るのが難しくなった祠は、中心集落

の寺社にて合祀されているそうです。

遠く峠を越えての旅路、旅の無事と里の安寧を祈ったであろう山の神さま

は、ところ変わっても村人たちを今も見守ってくれていることでしょう。


徳島の伝統文化・芸能を紹介されてる高橋先生のブログはこちら!

http://vinoshin.blog21.fc2.com/


(宮井)

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